気にかかる子どもへの対応その(1)
教育センター専門研修「気にかかる子どもへの対応」
札幌市教育委員会教職員育成担当主催
2024年10月31日 14:00〜15:20 ちえりあ6階講堂
毎年、教育委員会の教職員育成担当様からご依頼いただきお話させていただいています。今年は幼稚園教諭2名・小学校教諭36名・中学校教諭17名・高校/一貫校/支援学校6名 合計61名の参加をいただきました。そのうち新任が15名、2年目が6名、数年〜中堅が30名、という構成で、新人だけではなくベテランの先生方も参加してくださいました。
話の内容は色覚の多様性から始まり、異常と正常に分けて考えていた今までの考え方を変えて欲しいという話をし、さらに色弱と呼ばれている人たちの優位性にまで踏み込んだお話をしました。日本人男性の20人に1人、北ヨーロッパ系の男性の10〜12人に1人の色覚少数派に思いを寄せていただきました。もはや少数派というよりも、必要だからその比率で存在するということでしょう。「ひとりひとりの色覚=色の世界は少しずつズレている」という話はとても共感していただいたようで「となりのヒトの色世界とは必ず少しズレている。同じ色をみているわけではない」という言葉にはうなづく方がたくさんいらっしゃいました。
研修を担当していただいた方々、参加していただいた先生方 ありがとうございました。栗田